くまちゃん2 たたき台から試作まで
昨年10月に、東日本大震災被災者の方からのご依頼で「津波で流された思い出のくまちゃん」再現のお仕事をしました。
(詳細はこちら)
こちらのお仕事(ボランティア)は、「ねがいごと、100こ。プロジェクト」の仲介で受けた物だったのですが、昨年暮れにまた「もう一つお願いできませんか」と連絡がありまして、難しいとわかっていたけどまた引き受けてしまいました。だって、こんなめんどくさいこと、私以外やる人いないよきっと。前回なんとかなったから、今回もなんとかなるんじゃないかなー、いや、なんとかなるよきっと!
前回のくまちゃんは「手足がしましま」とか「ぶどうのモチーフ」とかわかりやすい特徴があったので、ある意味似せやすいというかパーツで捉えられるというか、素材の手配が一番大変で、素材が手配できればなんとかなる感じでした。が、今回は特にこれといった特徴のない、電話で説明のできない、言語化できないくまちゃんで・・・・素材の手配はわりと楽だったのですが、カタチ命!なのでこれまた大変。
とりあえずたたき台を作ってみて、そこからどんどん修整していく流れで進めることにしました。
あっちこっちの資料から寄せ集めて、フリースでいったん頭と胴を縫ってみたんだけど、想定してる素材より伸びるから、、綿詰めたらどんどんふくらむし訳わからなくなって、やっぱり基本はシーチングだ!でシーチングでたたき台作成。
自分で作っておいてナンやけど、なんか怖い物が出来上がってしまったw目鼻はフリクションペンでぐりぐり書いて、不細工顔になったらアイロンで消して、何度か書き直してます。
それはさておき。
毛足がない分痩せて見えるにしても、もうちょっと肉付き良くしたいよな。ずんぐりむっくり感を出すのに、頭をもうちょっと大きくして、手足を少し太くして、胴を長く足を短くパターン補正。
シーチングじゃわからないし、とりあえず全然違うけど手持ちのボア(不良在庫)で一度作ってみようか。そしたらさぁ・・・
なんかものすごく気持ちの悪い物ができてしまった。orz
まるで別人、ならぬ別熊。
こんなんじゃない、こんなんじゃないことだけは確か。
えーと、頭の大きさと手足の太さは元に戻して、目玉ボタンは支給品だけどひとまわり小さくして、鼻パーツも小さく、そして本生産用に近い生地でもっぺん縫ってみないとなにがなんだかわからない。
心折れて、この日はこれで作業終了。
翌日、目玉ボタンと鼻パーツを買いに行って、本番に近い生地で再チャレンジ。
わかりにくい写真と聞き取り調査から「私が思うイメージ」通りにはなりました。でも依頼主さまのイメージ通りかどうかが一番大切なのです。
こればっかりは見てもらうしかないので、正面・横・後ろ姿と座り姿の写真撮って、依頼主さまに送付しました。
本物送りつけても良いのですが、「せっかく縫ってもらったので(思ってるのと違うけど)これで良いです」とかになっても困るので。
真っ暗闇の中から手探り状態で作り始めたけど、ゴールが見えてきましたよ。







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